形成外科・美容外科・美容皮膚科の東京渋谷 たか子クリニック

たか子院長のコラム

はじめに

私が日々思っていること、伝えたいことを、私らしく、私の言葉で伝えたいと思い、コラムのページを設けました。
医療に関すること、美容に関すること、それ以外の日々の思いを書いてまいります。
コラムの内容は、よく、患者さんの治療中にお話している内容でもあります。

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No.1

2020/5/11

コロナ・ウィルスによる自粛

4月9日から自粛をしています。スタッフ全員は自宅待機として、私が10時から18時まで電話対応をしています。クリニックでの施術の殆どが濃厚接触に当たりますし、不要不急と判断しました。唯、足の爪の痛みや外傷、熱傷にだけは対応をしたいと思いました。爪を変に切って却って酷くなる事も有ります。
クリニックから感染者を出したくない、患者さんとスタッフを守る事が、私の使命だと思いました。
急患の方、爪の方は数名いらっしゃいましたが、それ以外の時間、私はずっと溜めてきたムーミン・ハウスを作る事に費やしました。幸い、追加の水浴び小屋も完成しました。
朝はほぼ、10時には徒歩で出勤し、上階の美容室のお昼を作り、その後ムーミン・ハウスに取り掛かりました。
今回のコロナの一件で私が一番恐怖を感じたのは3月の連休でした。あの時の気の緩みが4月に入って感染者数を増やしました。非常事態宣言が出た時点ですぐに自粛を決めました。唯、正しく恐れる、不要に恐れすぎない。幸い医者仲間のFaceBookでシェアをしてくれる情報は正しい知識を与えてくれました。テレビなどを見ていても、変に煽ったりする情報が多かったのですが、国営放送の情報は変に恐怖心を煽ったりする事なく、なるほどと納得する内容が多かったと思います。又、実際にコロナに対応していらっしゃる先生方の多くはMCからの煽ろうとする質問に淡々と答えていらしたと思います。
スタッフは自粛が始まった後、2週間に1度は全員集まり、その後の対応を話し決めました。患者さんも大切です、と同時にスタッフも大切です。スタッフを解雇したというところも有ると聞きましたが、私にとって全員かけがえのない人たちで、決して、これだけの人たちを簡単に見つけられないと思います。
コロナは大変な事です。でも、私にとって大切な事を沢山気付かせてくれる良い機会になりました。
クリニックは5月15日から再開します。

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