形成外科・美容外科・美容皮膚科の東京渋谷 たか子クリニック

たか子院長のコラム

はじめに

私が日々思っていること、伝えたいことを、私らしく、私の言葉で伝えたいと思い、コラムのページを設けました。
医療に関すること、美容に関すること、それ以外の日々の思いを書いてまいります。
コラムの内容は、よく、患者さんの治療中にお話している内容でもあります。

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No.022

2009/10/26

私のダイエット2009

私はダイエット・フリークです。10代、20代とダイエット食で太っているのではないかと言われた時代を過ごしました。そして、29歳の時、これでは拙いと、真剣なダイエットをしました。それは炭水化物と油を抜いて、野菜とお豆腐を中心にして、6か月で約20キロ痩せました。それを30代では良い感じで維持していました。40歳になり、開業して、食事が不規則になったためか、段々と太り始めました。30代では7号サイズを直して着ていたのですが、何時の間にやら9号サイズ。
これでは拙いだろうと、ダイエットをしても、なかなか痩せない。そこで加圧トレーニングをやった時期もありました。唯、私が一番気にしているのがお腹周りで、加圧トレーニングの原理では、上下肢が主に鍛えられ、お腹は主体ではないと気付きました。そこで紹介して下さる方がいて、ピラテスのパーソナル・トレーナーの方にお願いしました。ピラテスは呼吸法を重視して体の中の筋肉を鍛えてくれる運動法です。トレーナーの先生ともとても気が合い、毎週楽しくトレーニングをしています。唯、痩せるかと言うと締まるけれど、痩せる訳ではない。やはり、痩せるには食事が大切と思ったのですが、思うほど、痩せないと言うか、間食を思わずしている。昔読んだ川柳に「太っている奴は食っている」と言うのが有り、「なるほど」とやけに納得したのを、覚えています。
唯、私の一日の摂取カロリーは決して多くないはず。じゃあ、どうしたら良いのかと思ったところで、出会ったのが伊達友美さんと言う栄養士の方が書いた本でした。凝り性なので、彼女の本を何冊か読んで、自分なりに納得しました。伊達友美さんの本で気をつけなければいけないのは、正確に読み取る事、良い所取りをすると失敗します。私たちはどうしても、この類の本を読んだ場合、自分に都合良く、読んでしまいます。揚げ物も好きなだけ食べて良いんだ、とか、好きに食べて良いんだ、と読んではいけません。
食べ合わせで脂肪を燃焼しやすくする、ストレスを抱えながらの食事は過食を呼ぶので、ストレスを掛けないように自分の心を満足させると、自分の体にとって良い物が食べたくなるので、過食を防ぐ事が出来るようになる、過食をした後は後で帳尻を合わせる、と言うのが、趣旨だと思います。
私の昼はクリニックで自炊をしています。この中で、ご飯は雑穀と発芽玄米と押し麦を普通のご飯に混ぜて食べています。おかずは納豆や豆腐、長いも、などをなるべく食べるようにしています。夜はなるべくお豆腐をたくさん入れたお味噌汁や、しょうがをたくさん入れた冷や奴を食べるようにしています。朝は忙しいので、ストレートのジュースを飲む事にしています。
2009年10月26日、このダイエットを始めて3週間、今までよりも食事としての量は増えているので、体重はまだ変わりはありません。逆に考えると以前よりも食べているのに太ってはいないと言うのが驚きです。このまま、もう少しこの食事法を頑張ってみます。
クリニックやエステで機械を使って痩せると言うものが沢山あります。私も過去5年間ほど、「次は痩身」と思って、色々な国に行って、色々な機械を見てきました。しかし、基本的に機械で出来る事は部分痩せで、体重を落とす事ではありません。体重を落とすのに、大切なのは何と言っても食事療法です。脂肪吸引で吸引出来るのは、それほど多くの重さではありません。私の知人のアメリカ人女性は、かなり大きなサイズでしたが、胃を小さくする手術を受けて、一時期はかなり痩せました。しかし、この数年で徐々に戻ってきているようです。それは彼女に良い食生活の習慣がつかなかったからだと思います。
良い食生活をして、適度のエクササイズをして、それでも余った余分な脂肪を機械で部分痩せをする事が、長い目で見て大切なことだと思います。ダイエットは良い食生活をするという意味において、一生物です。無理をせず、普段に手に入るもので良い食生活を手に入れられるようにと考えています。そしてそれでも残った脂肪を機械で部分痩せをするというのが正しい方法だと思います。
多くの人が簡単に体重を落としたい、スタイルを良くしたいと思うものでしょう。私もそうです。しかし、そんなに簡単なものであれば、世の中に沢山のダイエット方法が氾濫していないでしょう。
肌も、体型も、フット・ケアも自分自身に責任を持つ事が一番で、それを一緒に考えて、その人にとって一番良い方法を見つけ出すのが、私の仕事と思っています。

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